〜〜〜 韓国、ロケ地巡り 〜〜〜(平成21年10月18日)

その前? 

いえいえ結構前になりますが、還流ブームがたけなわな頃に(今もまだ続いているようですが)、ゴールデン

ウィーク前にドラマのロケーション巡りをした時のことについて、いまさらながらに書き綴ってみようと思い立

ち始めました。

 

何故か?

特に理由はないのですが、おそらくというか、多分と言おうか、自分のことながら良くわからないのですが、時

間がちょっとばかり、前より自由になったことがあるのかもしれません。どうも、年取るにつれて時間に余裕が

できるようで。。。?というかやること、やりたいことが少なくなったのでしょう。あるいは、やりたいことは

昔と同じくらいに沢山あるのだけれど、身の程といいますか、分別がつきましたといいますか、自分の守備範囲

を過激なまでに保守的仕切ったことが原因かもしれません。

 

さて、さて前置きはこのくらいでとりあえず行ってみまう。

旅行は楽しいもの。でも韓国には前に2度ほど行ったのですが、単独で勝手に動き回ったのはこの時が初めで、

楽しいより先に緊張がありました。でもやっぱり楽しく、大変貴重な体験を沢山しました。

 

まずは成田。

今、いろいろと大変な状況になっているJALがありますね。

シンボルマークを変更し、一時期は黒字にもなっていたのですが、残念な事態です。JALPAKの広告が華やか

しい頃がとっても懐かしい(?)です。早く元気になって、ミニスカ(でなかったかも!?)制服の颯爽とした

スチュワーデス(?)ではなくて、キャビンアテンダントの姿を見せてください。

それにしても、いつも混んでいます空港は。私は、発着の3〜4時間前には到着してうろちょろしています。

当然、朝はや〜いフライトには乗れませんです。

 

【いわずとしれた日本の冠たるJALのカウンター、成田空港にて】

 

仁川空港

何故か空港内は撮影を遠慮して、ちょっと通路で雰囲気だけを撮ってみました。通路の掲示板のハングル語が、

確かに韓国へ来ている・・という雰囲気を醸し出しているでしょうか??

う〜ん、そうはいっても現在の日本ではこうしたハングル語の掲示板は、都市部にあっては珍しくないですね。

イコール韓国に居るとはならないでしょう。もうちょっと韓国らしいところを撮ってみたかったのですが、郷に入

れば郷に従えといいますし知らない国で勝手に写真をとってよいかは、気をつけないといけないですね。日本と同

じようにしたらトラブルの種になります。このことは、後に思い知りました。

 

しかし、便利な空港ですね。人もびっくりするくらい親切でもありますし。

 

【異国情緒たっぷりの仁川空港?】

さて、その空港から一路ソウルへ、仁川についたのが夕方遅くだったので、その日はどこにもいかずに、静かに

眠りました。到着時はとかく興奮気味ですが、そこは大人・・というよりも疲れやすい年頃ですので、疲れをと

りたいといったところが本当のところです。

とまったところは、南山ゲストハウスというところです。

 

【前の道から見た南山ゲストハウス】

 

とても格安でありながら、交通の便がとっても良く、私などはそこから徒歩でいろいろなところに行きました。

地下鉄はすぐ近くです。およそ、5分くらいのところ(早足で)、宿は坂上の方あるのですが、そこから下った幹線道路に面した

ところに日本と同じように地下鉄駅への降り口があります。明洞、ソウルタワーはすぐそこです。

 

【宿につづく道から坂下をみたところ】

 

【何故か気なった店、構図が決まっている?】

ただ、そうも近いといつでも行けるという油断が出来てしまったのか、ソウルタワーには行けずに終わりました。

現在まで、まだ行っていません。機会がありませんでしたね。こういうことはなんにしても行っておかなくては

いつも反省するところです。話は違いますが、以前、姫路に2ヶ月位住んでいました時期がありました。姫路城

はいつも住んでいる宿のまどから眺め、近くにあるのでいつでもいけると高を括っていましたところ、結局近い

ところほど縁遠いようで、行かなかった経験があります。こちらもいまだにいっていません。やっぱり次がいつ

になるかはわからないのでそのときに訪ねていくようにしないといけないですね。

 

つぎは明洞、そこは通行人として何回も通りました。ただ、そこで実際に買い物することはありませんでしたね。

それは大体、朝早く出発するスケジュールであったので、朝の早い街はどこも同じですが、店も開いていません。

勤めに急ぐ通行人が闊歩する風景が描かれるだけでした。韓国も日本も、朝は同じだな・・と改めて思いました。

 

【通りくける街、明洞の早朝】

 

それはとにもかくにも、私がそこの宿としたのは、勿論安い!交通の便が良い!という条件もあったのですが、

私が行きたかったロケ地、映画館がそこから歩いていけることがありました。といっても遠かったのです。

 

時間的には15分位なのですが、周りが見覚えのない風景であり、道が不案内で不安もあり、また時間的には早い

時間帯だったので道を尋ねるにもちょっと人がつかまりにくいことがありました。また道を尋ねるにも早足に歩く

通勤人には気軽に声をかけるにはためらわれる雰囲気がありまして、結局は地図をつかって現在地を確認、また歩

くという動作をしていると、結局ハ途中の道々での見る風景、情景を愉しむこともままならず、それが15分とい

うある意味では身近い時間であるかもしれない時を長く感じさせたのかも知れません。

 

ということはともかく、お〜見つけました。今回のロケ地巡りにでているあの方です。

私はこの方にあまり関心はございませんが、この方はチェジウが涙の女王であるなら、涙の王子とでもいうように、

結構涙の演技が多いように思えます。そう、もうお分かりですね。この方はクオンサンウさんです。最近、結婚さ

れて、お子さんもうまれたとか。あめでたい!

 

店員さんが出て、店の準備をしているところでした。ずうずうしくポスターの有る無しを確認、くれませんか〜と

いったらこれが気軽にくれるのです。日本ではどうでしょう??

 

さて、いよいよ見つけました。ソウルシネマここだったのですね。

ここを見つけるには結構苦労したんのです。インターネットなどで事前に調べては見たのですが、やはり細かい

ところは現地にいってみなければわからずと思いまして来たのですが、実は現地についても調べるうちにわから

なくなったのです。

 

どうしてかと申しますと、そもそも映画館の名前を知っていなかったのです。そこで、テレビの画面を移したも

のを持参、それと見せて何とかならないかとおもったのですが、あまり画像がはっきりしないために、画像から

は判断がつかないし、こちらではドラマのロケ地についての関心が低い(私が会った方々かもしれませんが)よ

うで、ドラマの名前をいってもそのロケ地まで知っている方がいないようでわからなかったのです。

 

ただ、そんな中でさすが地元の宿の主人が、画像をみてくださって、ここではないかと示してくれ、それを頼り

に来たのがここだったのです。そして、まさにそれはズバリ当たっていたのでした。ここに間違いないとおもい

ました。

 

シーンは夜でしたので、おそらく、夜になれば、あの光景が蘇ってくるだろうことが想像されました。殺風景な

昼間の風景は華やかなキラキラ感で一杯に輝き、景観を一変させて感動的な場面を見せてくれることでしょう。

街のもう一面にはそんな魅力が潜んでいます。

 

【ぐっと近づきました】

 

さて、つぎはどこでしょうか?

まだ、朝もはやいので宿に帰って、つましい朝食を食べてからちょっと休憩、昼近くになってソウル駅へ、一般

の方々と混じって(私も一般人ですね)ソウル駅周辺の名所を、ロケ地とは別に見て回りました。

 

ソウルといえば定番ともいえる王宮でしょうか?

ちょっとや、そっとではなかなか回ることができないほど、中は広くそれでいて、ほどほどの人の数であって、

息詰まるほどではなく、のんびりと見学、過ごすことができました。緑も多く、やすむところもそこここにあって

いいですね。ただ、たまたまなのかはわかりませんが、観光地独特の座って待てば商売が成り立つ(?)と勘違い

をしている売り場の店員さがいて、ちょっと興ざめしたことがありました。一期一会を大切に、旅人はそのことが

ことさら強いと思うのです。

 

沢山の建造物を見て、またわからない掲示板を読んで、案内書を収集して内容を理解して、時間が過ぎました。

全体的には満足することしきりです。もちろん、まだまだ見終えた訳ではなく、また時間をたっぷり作って見て

まわりたいと思いました。

 

【威風堂々の勤政門】

 

【思政殿】

 

【延生殿辺り】

 

 

【交泰殿】

 

見学も一段落、時間がお昼時になるころ、ようやく私のお腹の具合も調子が良いようで、ご飯の催促。そこで美味

しい焦げご飯がでてくるとの評判の店に入ってみました。

 

雑穀ご飯の中にはいろいろなものが入っていて、ボリュームもあり、最後にお茶を入れて底の焦げたご飯を少し

やわらかくして食べるころには、本当にお腹が一杯になってしまいました。お酒好きの私はここでちょっと

ビールを。。と思わないでもなかったのですが、やはり、どこの国であれ、昼間からお酒を飲むのはあまり良い

習慣とは思われないので、ここは我慢、夜に取っておくことにしました。

 

大満足ででましたが、残念ながら、店の名前については覚えていないです。次回いけるかどうか?ちょっと心配です。

 

【雑穀ごはんと付け合せが沢山】

 

 

店を出て、ちょっと歩くと主役二人が互いに語らった階段があります。

お互いに酔いっていて、女性が自分の正体を男に告げるところです。でも、男はこれを酔いの上での話しとして

信じず、その状況に女性は自分の気持ちが伝わらない切なさを一杯に感じるシーンです。

どうでしょう。こういうところで夜そういった場面に遭遇したらどう感じるでしょうか?人にドラマあり!です。

 

【階段】

 

次は南大門のマーケットです。

ここも観光の常備薬みたいなところで、多くの人が集っています。勿論、地元の方はいうに及ばず、大勢の日本人

も来ています。そのため、日本語がかなり通用するのです。歩いているとあちこちから、日本語で声をかけて来ま

す。こちらが日本人とわかる選眼力もさることながら、その語学力の確かさにも驚かされます。

(つづく)