古い和本は、その経年の劣化もあって、かなり痛んでいることがございます。
とりわけ、本を綴じる糸については頁の開け閉めによる疲労、また露出部分の
すれも加わって切れそうになっていたり、既に切れていることもございます。
こんな時には古い綴じ糸を取去り、新しい糸によって綴じる必要がございます。
そんな時にお役に立てればと思い説明書を作成してみました。
ご参考にしてください。